
「3DAプロコースを受講して」
「自分の大好きなダイビングを仕事にしたい・・・。」
この夢を叶えるべくケアンズにやってきました。伊豆でレスキューダイバーまで取得していたため、ケアンズでの僕のダイビングライフはプロとしての入り口であるダイブマスターコース。ここからのスタートとなりました。それまではトレーニングダイブが主だったとはいえ、「お客さん」としての扱いでした。ですが、このコースからはプロとしての意識を持たなければなりません。優しい扱いは全くなく、スパルタ教育!!なんて言い過ぎました
確かにプロとしての階段を上るにはやるべき課題はたくさんあります。 今までにない体力評価やスキル評価。テキストの厚みが増え、学ぶ内容もより専門的な知識が必要とされます。が、実際は楽しくコースを受講する事ができました!!まぁ自分が大好きなこと『ダイビング』を学ぶのですから、楽しくないわけありません。
このコース中に潜ったダイビング本数は約 100 本!!
ほぼ毎日、フィッツロイ島にてダイビングです。 1 日に 2 本 3 本と潜れるので、 そりゃもう『あっ!!』という間にダイブマスター規定の 60 本到達です ここフィッツロイ島はマクロ天国!水深 2 メートルくらいの浅場からサンゴ礁が広がり、ニモやスパインチークアネモネフィッシュなどおなじみのクマノミから、レイドシュリンプゴビー、カスリハゼ、カニハゼなどの超レアなハゼ、ウミウシなんかもいっぱいいます!!小さいものばかりかと思えば、突然タマカイという 2 メートルぐらいのハタや、トンガリサカタザメという巨大なエイも現れ、何が出るか分からない意外性のあるポイントでもあります。僕はここで潜り込むことの面白さを知りました。地形を知り、魚を知り、そして毎日の海の微妙な変化を知ることができます。潜りこめば潜りこむほど面白い!!スルメのような味わいがあります
約 1 ヶ月間、フィッツロイ島をメインにダイブマスターとして水中ガイドの経験を積んだあと、 IDC (インストラクター開発コース)へと進みました。ここではダイブマスターの時にはない『ティーチング』について時間をかけて学びます。自分自身の水中スキルのレベルアップが必要となると同時に、生徒ダイバーのトラブル対処や、評価のシュミレーションを行うため、広い視野と判断力が必要となってきます。
また、インストラクターとして働くにあたり、ダイビング業界に携わる心構えを学びました。ダイビングをビジネスとして捉えられる様になってきたように思います。
コース中最も苦労したのはプレゼンテーション。毎日夜遅くまで準備をし、内容が分かりやすく伝わるよう、かつ面白くなるように組み立てます。この『面白く』という部分に非常に時間がかかり、いいネタはないか同期の候補生と話し合ったり、シェアメイトの人たちにいろいろ手伝ってもらったりもしました。「本番で試験官を笑わせれたら勝ちだ!!」ということでコース最後の方はひたすら「笑い」にこだわっていたように思います
コース全体としては「 IE (インストラクター試験)は通過点。インストラクターになってからどうしていくかが重要」
という指導方針のもと、かなり厳しく、内容の濃い、質の高いものでした。いわゆる IE を合格させるためだけのものではなかったです。非常に今後の自分自身のためになる勉強をさせていただきました。
IE (インストラクター試験)は 3 日間にわたって行われました。試験の内容は大きく分けて
- 学科試験
- 限定水域(プール)プレゼンテーション
- 学科プレゼンテーション
- レスキュー評価
- 海洋実習プレゼンテーション
です。
学科試験の部分はかなりギリギリでしたがなんとかクリア・・・、そしてこだわってきた「笑い」の部分は・・・見事クリア!!試験官は日本語がとても上手だったので、日本のジョークも分かってくれたようです。(ちなみに僕は『闘魂』と書いた日の丸のはちまきをつけて行いました。)
かなり厳しく学んできたおかげで、本番はかなりリラックスして楽しく受けることができました。おかげで、僕と同期の候補生は共に無事試験合格!!ここまでの道のりは日本から準備をしてきた期間を含めると決して短くはなかったので、喜びは非常に大きかったです。そしてその夜の打ち上げ時のビールは最高に美味しかったです
インストラクターになってからはケアンズ店で約 3 ヶ月間働きました。即、現場の仕事をやらせて頂けたので、その間の認定数は約 30 人、体験ダイビングは約 50 人をもたせてもらうことができました。自分が行うコースによって新たなダイバーが生まれるというのはこれまでにない感動です。それまで全く水中世界を知らない方達が新たな世界に 1 歩踏み出し感動している姿を見れるのですから、非常にやりがいを感じます。もちろん楽なことばかりではなかったですが、それ以上にやりがいのある仕事だと思います。
また、フィッツロイ島では日本人以外のイングリッシュのお客様が多く、英語でブリーフィングをしたり、会話したりする機会が多く、かなり貴重な経験を積ませてもらうことができました。僕自身は英語が得意ではなかったのですが・・・楽しんでもらいたいという気持ちは伝わったようです おもしろいのは水中の楽しみ方が国によって違い、欧米やヨーロピアンの方達は非常に積極的で、反応も大きいです。韓国や中国からの方達は、あまり水中で動きません
こうして曲がりながらも、いろいろなお客様と一緒に潜ってきたことは、かなり自分の自信になりました。3Dアドベンチャーズは自分の経験を積むにはかなりよい環境が整っています。特にスタッフ陣!担当コースディレクターの KAITA さんからはダイビングに対する情熱がビンビンと伝わり、マニュアルにはないダイビングに関する引き出しをかなり伝授してくれました。自分の情熱をぶつければそれが 120 %になって帰ってきます。幾度となく夜中ダイビングについて、語りあったりしました。もちろんそれ以外のプライベートな話も・・・ 公私共にお世話になった師匠に感謝です!!
今現在は、更に自分の幅を広げる為にゴールドコースト店で働いています。こちらの海はケアンズの海とはだいぶ違い、水中ガイドするのはかなり難しいといわれている海です。それだけに、やりがいは感じますし、ここで学べる事は多いと思っています。しっかり学んで、日本に帰ってからもどこでも通用するようなダイバーを目指し、頑張っていきますので応援よろしくお願いします!!


